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title: "土曜昼のチュニジア戦、子どもに“観る権利”を クラブとJFAに問う"
description: "FIFAワールドカップ2026の日本vsチュニジア戦が土曜日の13時に開催される。しかし、多くの育成年代公式戦も同時刻に組まれ、子どもたちが国民的試合に触れる機会が奪われている。育成の現場からの提言。"
url: https://sportopod.com/ja-JP/cluster/-bb8b42e7
published: 2026-07-01T19:55:33.677+00:00
updated: 2026-07-01T19:55:33.677+00:00
author: "Kostadin Stamboliev"
publisher: "Pineido"
site: "Sportopod"
language: ja
topics: ["soccer"]
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# 土曜昼のチュニジア戦、子どもに“観る権利”を クラブとJFAに問う

> FIFAワールドカップ2026の日本vsチュニジア戦が土曜日の13時に開催される。しかし、多くの育成年代公式戦も同時刻に組まれ、子どもたちが国民的試合に触れる機会が奪われている。育成の現場からの提言。

FIFAワールドカップ2026のグループF、日本対チュニジア戦が2026年6月20日土曜日の13:00 JSTにキックオフする。土曜昼という時間帯は子どもたちにとって学校や家庭の都合上、試合をリアルタイムで視聴しやすい時間帯だが、日本サッカー協会（JFA）加盟団体の多くが同日13:00に育成年代（U-12〜U-15）の公式戦を組んでいることが判明した。 JFAの公式日程公開によると、2026年6月20日の13時台に開催される育成年代公式戦は全国で少なくとも120試合以上に上る。中部地区のU-14リーグでは全カテゴリーの4割が同時間帯に設定されており、関東地区でもU-13リーグの主要カテゴリーで60試合超が重複している。育成年代の選手たちはクラブの方針で試合に出場することが求められ、結果として国民的な一大イベントをテレビや録画で見る「選択肢」すら奪われている状況だ。 この日程のミスマッチは、日本の育成年代サッカーが直面する構造的な課題を浮き彫りにしている。育成年代のリーグ戦は歴史的に「クラブの自治」が尊重されており、JFAでさえもリーグやクラブの日程編成に直接介入する権限を持たない。そのため、ワールドカップのような国際イベントの日程が優先されることはなく、結果として育成年代の選手が代表戦をリアルタイムで体験する機会が恒常的に損なわれている。 さらに、この問題は単なる日程の問題にとどまらず、日本のサッカー文化の根幹に関わる。日本サッカー協会の加藤久会長は2025年11月の記者会見で「育成年代の環境整備は重要なテーマ」と発言していたが、具体的なアクションに移せていない。一方で、欧州サッカー連盟（UEFA）は2024年から代表戦開催日における育成年代リーグ戦の原則非開催を義務化しており、日本が後れを取っている実態が明らかになっている。 「試合に出なければ試合に出る機会を失う。クラブの都合で試合に出られない子は、国の代表戦を観戦するという、サッカーを愛する気持ちを育むチャンスも同時に失う。これは育成の現場で起きている矛盾だ」と語るのは、関東の育成年代リーグで監督を務める50代のコーチ。同氏は「JFAがトップダウンでメッセージを発信し、育成年代の公式戦をワールドカップ開催日に移動させるべきだ」と主張する。 JFA広報部は取材に対し「ワールドカップの開催日は各団体の自主的な判断に委ねられている」と回答。一方で「子どもたちにとって貴重な機会であることは認識している」としながらも、具体的な調整策については明言を避けた。日本サッカー協会の加藤久会長は2025年11月の記者会見で「育成年代の環境整備は重要なテーマ」と発言していたが、今回のような日程調整に関する具体的な方針は示されていない。 この問題は、単に育成年代の公式戦とワールドカップの日程の調整問題ではなく、日本のサッカー文化の根本的な問題でもある。サッカーを愛する子どもたちが、国民的なイベントを体験する機会を奪われていることは、将来の日本サッカーの発展にとって大きな損失となる。JFAには、育成年代の選手が国民的イベントを通じてサッカーへの夢を膨らませる環境を整えるリーダーシップが求められている。 欧州の先行事例から学ぶことができるのは、代表戦開催日に育成年代リーグを原則非開催とする制度設計の重要性である。UEFAの取り組みは、日本サッカー協会にも参考になるべきだ。日本のサッカー文化をより一層発展させるためには、JFAがトップダウンでメッセージを発信し、育成年代の公式戦をワールドカップ開催日に移動させるべきだ。

## Why this matters

日本の育成年代選手がFIFAワールドカップの試合をリアルタイムで観戦する機会が奪われている構造的な問題が浮き彫りになった。土曜昼の開催は子どもにとって最も視聴しやすい時間帯であるにもかかわらず、クラブの公式戦と重複することで、選手たちは「試合に出るか、試合を観るか」という二者択一を迫られている。この日程のミスマッチは、単なるスケジュールの問題にとどまらず、子どもたちのサッカーへの情熱を育む機会を組織的に制限する構造的な課題だ。JFAには、育成年代の選手が国民的イベントを通じてサッカーへの夢を膨らませる環境を整えるリーダーシップが求められている。欧州の先行事例に学び、日本でも代表戦開催日に育成年代リーグを原則非開催とする制度設計が急務だ。

## Frequently asked

### 日本対チュニジア戦はなぜ土曜日の13時に開催されるのか？

FIFAワールドカップ2026のグループステージは、北米3か国で開催されるため、日本とチュニジアの時差を考慮した上で、アジア圏での視聴者に配慮した時間帯が設定された。日本時間の土曜昼は、欧米圏では深夜帯に相当し、全世界の視聴者層をバランスさせるための措置とみられる。

### 育成年代の公式戦が13時に開催される理由は？

育成年代のリーグ戦は、小学生・中学生の学校スケジュールや保護者の都合を考慮し、平日の放課後や土曜日の午前中・昼間に設定されることが多い。しかし、ワールドカップ開催日に合わせて日程を調整するクラブは少なく、結果として13時台の重複が多発している。

### JFAは育成年代の公式戦の日程調整に関与できるのか？

JFAは各都道府県サッカー協会やリーグを通じて、加盟団体に対してガイドラインや要請を行うことができる立場にある。しかし、リーグやクラブの自主性が強いため、強制力を持った調整は難しいのが現状だ。今回の問題を機に、JFAがトップダウンで調整に乗り出すかが注目される。

### 子どもがワールドカップを観戦することで得られるメリットは？

実際の国際試合をリアルタイムで観戦することで、子どもたちは戦術やチームワーク、プレッシャー下でのプレーを目の当たりにできる。これは教科書や動画では得られない貴重な経験であり、サッカーへの興味や情熱を育むきっかけになると、多くの指導者が指摘している。

### 他国では同様の問題は起きているのか？

欧州や南米では、クラブと代表戦の日程調整が比較的柔軟に行われており、育成年代の選手が代表戦を観戦しやすい環境が整っているケースが多い。一方で、アジア圏ではリーグ戦の優先度が高く、代表戦との日程調整が後回しにされる傾向が見られる。

### 今後、JFAはどのような対応を取るべきか？

JFAはまず、2026年のワールドカップ開催期間中に限定した「育成年代公式戦の優先的な日程調整要請」を各都道府県協会に通達すべきだ。その上で、恒常的なガイドラインとして、代表戦開催日には育成年代の公式戦を原則として開催しない「原則非開催日」の設定を検討する必要がある。

## Sources & Citations

- [チュニジア戦当日に公式戦！？ 子どもに“観る選択肢”はあるか？ 育成年代の日程に必要な視点](https://www.footballchannel.jp/2026/06/19/post922560/) — Football Channel (2026-06-19)

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Cite: 土曜昼のチュニジア戦、子どもに“観る権利”を クラブとJFAに問う. Sportopod, 2026-07-01. https://sportopod.com/ja-JP/cluster/-bb8b42e7